「イル ヴェッキオ ムリーノ@新中野」の5回目のレポート。

2007年7月25日、創業。
2018年8月15日、リニューアルオープン。
オーナーシェフは、田中 隆紀さん。

田中さんは国内で3年半修業をした後、24歳の時、イタリアのトスカーナ地方ヴォルテッラに移り2年間修業。
帰国後、「サンタマルタ@中目黒」、「イタリア亭コロンブス@荻窪」、フランス料理「シェ・ソーマ@自由が丘」、「フェリーチェ@下井草」等を経て独立。
「イタリアの田舎料理」がコンセプトで、本場の味を忠実に再現している。
店名は、修行をしていたイタリアのお店の名前で、「粉挽所」という意味。
古い水車小屋の跡地にできたレストランだったことによる。
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MenuA/1500円(税込)「3種前菜盛り合わせ・パスタ・自家製パン・コーヒー」。
パスタは、「ひき肉と白インゲン豆のトマトソース」。
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お店は、青梅街道から少し入った住宅の中にある。
新中野駅出口3より、「鍋屋横丁交差点」の信号を渡り、新宿方面に進む。
一つ目の路地を右折し、「天五色弁財天」を右手に見て、その先左手。
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お洒落な看板とイタリア国旗が目印。
以前あった「京マンション(1965年築)」が2017年に取り壊され、2018年7月に「コルト新中野」という名称の賃貸マンションが建った。
1階部分のテナントの契約は変わらず、営業を再開した。
建築期間中、田中さんは銀座のステーキ店でアルバイトをしながらリニューアルの日を待ち続けた。
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道路から建物の脇に入った所が入口。
店頭には、自転車が数台置ける程のスペースがある。
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店内は白を基調としたスッキリとした空間。
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厨房に居るオーナーシェフとホール担当の女性スタッフ2人で切り盛りをしている。
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総席数16席(2人掛け×8卓)。
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ランチメニューは、MenuA、MenuB、Pastaコースの3種類。

今回は、「MenuA/1500円(税込)」を選択。
「3種前菜盛り合わせ・パスタ・自家製パン・コーヒー」。
パスタは、「ひき肉と白インゲン豆のトマトソース」をシェリエレ(チョイス)。
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3種前菜盛り合わせ」。

「サラダ」は、リーフレタスとニンジンの野菜で、ワインビネガー・オリーブオイル・塩でつくられた酸味のあるドレッシングでいただく。
手前が、「3種前菜盛り合わせ」。
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カポナータ」。
ラタトゥイユ(仏)に似た料理で、野菜がクタクタになるまで煮込まれていて、味付けがしっかりとしている。
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マグロのカルパッチョ」。
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鶏白レバーのパテ」。
パテがタップリで、レバーの味を楽しめる。
ワインが欲しくなる。
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フォカッチャは、 外はサックリ、中はシットリ。
食前に一切れ食べ、残りはパスタのソースにつけて食す。
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パスタ「ひき肉と白インゲン豆のトマトソース」。
使う食材を変えることにより、パスタの種類は変幻自在。
他の麺類では、このような応用性には限界がある。
「白インゲン豆のラーメン」というメニューにあったとしても、食指が動かない。
パスタだったら美味しそうに思う・・・あら不思議。
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トマトの味が凝縮されたトマトソース。
酸味と旨味が濃く美味しい。
隣席の客人が食べている「ペペロンチーノ」のニンニクの香りが漂ってくるので、コチラのトマトソースのニンニク風味はライトに感じる。
ひき肉のホロホロ感と白インゲン豆のホクホクとした食感も楽しめる。
スパゲッティは、ソースがよく絡んでいて、ムッチリとした食感。
大盛りにすべきだったかな。
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食後のコーヒー。
アイスコーヒーはやっていないそう。
E 'stato davvero delizioso.
ヾ(*´∀`*)ノマタネ

イル ヴェッキオ ムリーノ
【住所・地図】東京都中野区本町4-21-9 コルト新中野1階
【電話】03-6322-9235
【定休日】火曜
【営業時間】11:30-14:00L.O./17:30-21:30L.O.
【最寄駅】東京メトロ丸の内線 新中野駅 徒歩4分