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今回は「釜玉(中)/600円+とり天/150円(税込)」

「うどんや 大門@中野」の5回目のグルメレポート。
中野ブロードウェイの地下1階にある讃岐うどんの専門店。
2017年11月20日創業。

店主は、中野区在住の坂本太夫(たかお)さん。
坂本さんは、映画「UDON(2006年公開)」の制作スタッフとして携わっていた時に、香川県独自の食文化に魅せられ、「映画の仕事を辞めることがあれば、うどん屋を開こう。」と思うようになった。
スタジオジブリに所属していた時には、映画「風立ちぬ(2013年公開)」「思い出のマーニー(2014年公開)」等の制作進行の仕事をしていた。

その後、映画の仕事を辞めて香川県に移り住み、高松市の人気店「うどん 一福@瑞岡」で修業を重ねた。
東京進出1号店「香川 一福@神田」の副店長を務めた後、独立してこのお店を開業した。
屋号は、以前この場所にあった「中華 大門」に敬意を払い、その名を引き継いだ。
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中野ブロードウェイ南口から入り、「ブロードウェイ通り(早稲田通りに抜ける道)」の右手にあるエスカレータで地下へ降りる。
降りた目の前の「勝田商店(西友側通路)」とは反対方向に進む。
突当りの合鍵・靴の修理の「シューズドクター119」を右折して直ぐ。
中野ブロードウェイの地下で、一番人通りが少ないゾーン。
白い天吊り看板が目印。
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暖簾の書はスタジオ・ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんによるもの。
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総席数8席。
厨房と向かい合うカウンター席。
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カウンター頭上に短冊メニューが掲示されているが、机上に綴込表紙に綴じられた写真入りの「おしながき」があるので、座ってからそれを見て決める。
満席の時は、シャッターの中柱に「おしながき」が2冊置かれているので、事前に見ておく。
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オーダーした後に、店主が注文ごとにタイマーで時間を計りながらうどんを茹でる。
2つの玉網(たもあみ)を駆使し、茹で上げる。
注文を受けた後にうどんを茹で、その都度天ぷらを揚げるので、10分程はかかる。
揚げ物は奥様の彩さんが担当。
夫婦で切り盛り。
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注文後に、代金を支払う「現金先払い」システム。
調理の合間に頃合いを見て奥さんが請求してくるので、その時に済ます。
その際、レシートの有無も聞かれる。
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「うどん関連の書物」
カウンターの左脇におかれた書物。
卓上には、爪楊枝と割り箸、冷水入りのポットが置かれている。
卓上調味料は、「釜玉うどん用の出汁醤油」と「七味」、ミル容器に入った「白ごま」、「すだち」、「塩」
一段高い天板に「生姜」「大根おろし」「天かす」が置かれている。
入れ放題の嬉しいサービス。
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「厨房奥にある製麺スペース」
麺切りカッターやふるい、麺棒等の道具が壁にかけられている。
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カウンター上部の下がり壁に、宮崎駿さんと宮崎吾朗(長男)さんのイラストが掲示。
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「とり天/150円」
予想したよりも大きめ。
うどんを啜る合間に、かぶりつく。
衣のカリッとした歯触りと鶏肉の味を楽しむ。
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「釜玉(中)/600円」
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「おうどんの食感が他のメニューとは異なり、釜からあげたままのふわふわ、もちもちのおうどんです。炊き立ての卵かけごはんのように生卵を絡めて、薄口醤油でお召し上がりください」とのこと。
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薬味の小口切りの九条ネギ。
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茹でたてのうどんに、素早く生卵を混ぜるのが美味しくなるコツ。
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麺肌艶々。
エッジが立った四角い断面の平打ち麺。
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卓上に置かれた「しょうゆ」
どんぶり2周半まわし入れる。
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醤油と卵のマリアージュ。
うどんの熱で白身も不透明になりトロトロ状態。
黄身もうどんにしっかり吸着。
ズルルルゥと啜れば、お口の中はコケコッコー。
醤油とバターでも合うかも。
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途中で、無料トッピングの大根おろしと生姜を入れて食す。
生姜の風味が心地良く、サッパリとした後口。
さらに「すだち」をかけると、爽快。
サックリ完食。

ヾ(*´∀`*)ノ マタネ!

うどんや 大門
【住所・地図】東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ B1F
【電話】非公開
【定休日】水曜
【営業時間】11:00-18:00頃(夕方売り切れまで)
【アクセス】JR中央線・総武線/東京メトロ東西線 中野駅北口 徒歩5分