「天藤(てんとう)@浅草」のグルメレポート。
文豪・池波正太郎さんや志賀直哉さんが通ったという天麩羅屋の老舗。
池波正太郎さんのエッセーにも登場するお店。

1902年(明治35年)創業。
店主は、4代目の香西 洋さん。
81tentou05862
今回は、「店舗紹介編」。
82tentou05856
「雷門」より「仲見世」を「浅草寺」方面へ進む。
境内手前を左折し、「伝法院通り」を直進。
暫く歩くと五差路にぶつかり、「ホッピー通り」と交わる角にある。
屋号が書かれた白い暖簾が目印。
83tentou05764
地型が三角地と言うこともあり、ややこじんまりとした空間。
テーブルや椅子、カウンター天板など白木でまとめてあり、清潔感溢れる。
84tentou05770
総席数15席。
・カウンター5席
・テーブル10席(4人×2卓、2人×1卓)
85tentou05797
白衣を着て調理をするのが、4代目の香西 洋さん。
香西さんは、3代目の飯田祐廣さん(故人)の女婿(じょせい)=娘婿(むすめむこ)。
香西さんは職人になる前は歯科技工の会社に勤務していたとのこと。
調理をアシストするのが義母の飯田サチさん、ホール担当は奥様。
3人で切り盛りをしている。

カウンター席上部の垂れ壁には、額装された王貞治さんの色紙(左)が飾られている。
3代目は、王さんと早稲田実業高校の3年間同級生だったという。
86tentou05801
木製の「ネタ看板」。
歴史を感じさせる。
87tentou05798
左側上部の棚には、「市川染五郎 襲名」と書かれた提灯、元アナウンサー・参議院議員「宮田 輝」さんの色紙、「一生繁盛」と書かれた徳利が置かれている。
88tentou05802
右側上部の棚には、相撲関係のものが飾られている。

浅草には、他に有名な天麩羅屋さんがあるので列記しておく。
・「三定(1837年/天保8年・創業)」・・・現存する天麩羅屋さんの最古。天丼発祥の先駆的なお店(説)。 
・「天麩羅 中清(1870年/明治3年・創業)」。
・「大黒家天麩羅(1887年/明治20年・創業)」・・・行列店。
・「天麩羅 晴光(大正年間創業・天麩羅専門店は昭和20年代)」・・・ミシュランガイド東京(ビブグルマン)受賞店。
89tentou05855
壁面には、テレビ番組の撮影で訪れた有名人の色紙が多数飾られている。
一番上には、「日本の剣劇女優・浅香光代」さんの色紙。
90tentou05758
芸能リポーターの「梨本 勝」さん、俳優の「佐野史郎」さん、グラフィックデザイナーの「太田和彦」さん等の色紙が飾られている。
左下は、「池波正太郎」さんと先代が記念撮影した時のもの。
紹介されたTV番組は、「出没!アド街ック天国」、「7スタLIVE」、「ぶらり旅~いい酒いい肴」等。
91tentou05763
卓上には、「爪楊枝」、「やげん堀・七味唐辛子」、「塩」、「カレー粉」が置かれている。
92tentou05794
「天然塩」と「カレー粉」。
カレー粉と聞いて、えっ?と思うが、天ぷらに合うらしい。
93tentou05760
「お品書き」。
丼もの、定食共に2000円也。
(お店側が)計算しやすい価格設定。
天藤の「天つゆ」は、醤油やみりんをベースにしたタレを代々継ぎ足して使っている。
94tentou05761
天丼は、江戸時代に力仕事をしていた男たちが、短い時間でカロリーと塩分を補給できる食べ物として重宝されたらしい。
魚介の臭みを消すためにごま油で揚げ、味の濃い汁で食べやすくしたのが江戸前の天麩羅だとか。

ヾ(*´∀`*)ノ マタネ!

天ぷら 天藤
【住所・地図】東京都台東区浅草1-41-1
【電話番号】03-3841-5802
【定休日】月曜
【営業時間】10:30-17:00
【アクセス】
・つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩2分
・東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩6分
・東武伊勢崎線 浅草駅 徒歩7分