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今回は「野菜・タマゴサンド/550円(税込)」+「アイスコーヒー/380円」
ランチタイム(11:00-14:00)は、パンとドリンクをオーダーするとスープアイスクリーム付き。

「COFFEE SHOP ばらーど@中野」の7回目のレポート。
一軒家のリビングを改造した隠れ家的な喫茶店。
1966年(昭和41年)、神田で創業。
神田で11年、上野で11年、京橋で26年と、50年にわたって看板を掲げる老舗。
2015年(平成27年)2月20日、京橋の店が、地域開発のため閉店。
2015年(平成27年)10月10日、中野の自宅を改造して移転オープン。

店主は、福島県出身の西島静壹さん。
西島さんは、1961年(昭和36年)より「メッカ@有楽町」で修業。
「メッカ」とは、コーヒーの神様と言われていた罇(もたい) 広志さんのお店で、娘は女優の“もたいまさこ”さん。 
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中野駅北口より、中野通りを北へ進む。
「新井交差点」から、早稲田通りの右側を高円寺方面へ直進。
「東京法務局中野出張所」の向かい側に位置する。
グリーンの置き看板が目印。
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早稲田通りより、細い路地に入り、突当りの一軒家がお店。
飛び石の上を歩いて、20mほど奥にある。
ブロック塀にある表札。
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塀の手前にも、置き看板がある。
現在の自宅は、元々は奥さんの実家だったところ。
京橋のお店の立ち退きを要求された際に、自宅を改装してお店を継続することを決めた。
玉石洗い出し工法の通路を通り、中へ進む。
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右側が日本庭園風の庭。
侘び寂びのある世界。
なんとなく気持ちが落ち着く。
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ドアの手前に、小さな机と椅子が置かれていて、そこが喫煙スペース。
玄関の扉を開けて、靴を脱いで上がるシステム。
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店内に入ると、ウッディな温もりを感じる昭和の雰囲気。
お店の備品は、これまでの店で使っていたもの。
レトロな振り子時計も飾られている。
レジの下には、新聞や週刊誌が常備。
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椅子などの座面にムートン(羊の毛皮)が敷かれ、座り心地が良い。
総席数16席。
・カウンター2席
・テーブル14席(2人×3卓、4人×2卓)
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壁には、額装された書などが飾られている。
店内を見回すと、墨蹟窓に一輪挿し、姿見・・・昭和レトロ。
和洋折衷のクラシカルな雰囲気が素敵。
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簾がかかった窓からは、和庭が見える。
植栽や置かれた陶器鉢などが、とても風流に感じる。
眺めているだけで、心が和む。
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「グランドメニュー」
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最初に、お冷とおしぼりがサーブされる。
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続いて「カップスープ」
何とも言えない高級でお洒落な器。
コーンクリームスープは、熱々。
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「野菜・タマゴサンド/550円(税込)」
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パンは浅草の老舗「ペリカン」製。
フワフワとした食感が素敵なパン。
サンドイッチの間には、仕切り代わりにレタスが挟まれている。
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「野菜サンド」
トマトとキュウリがタップリ。
野菜が飛び出さないよう、一口で口の中に収める。
瑞々しい野菜汁があふれ出る。
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「玉子サンド」
オーダーが入ると、「カッツン」、「シャカシャカ」、「ジュー」という音が聞こえてくる。
ゆで卵を使ったものではなく、厚焼き玉子が挟まれたサンドイッチ。
ほんのりと上品な甘みのある味で美味しい。
(ᅙωᅙ)ふっふっふ
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「アイスクリーム」
甘くてヒエヒエのアイスを食べて、お口直し。
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「アイスコーヒー」
ミルクの入った銅製の器がシブイ。
コーヒー豆は、「チモトコーヒー」から取り寄せている。
ほろ苦さとライトな酸味があり、味わい深い。
ひと味もふた味も違う。

ヾ(*´∀`*)ノ マタネ!

COFFEE SHOP ばらーど
【住所・地図】東京都中野区野方1-44-1
【電話】03-3387-2807
【定休日】日曜
【営業時間】9:00-18:00
【アクセス】
*JR中央線・総武線/東京メトロ東西線 中野駅北口 徒歩15分
*JR中央線・総武線/東京メトロ東西線 高円寺北口 徒歩13分