味治@中野-鰻串焼き一通り
今回の逸品「鰻串焼き一通り(1100円)」

「うなぎ蒲焼 味治@中野」の実食レポート。

1968年(昭和43年)創業の「川二郎@中野」が、2008年12月に新たに出したお店。
「川二郎」は、鰻の串焼き等でお馴染みの名店。
漫画「美味んぼ」でも紹介されたことがある。

主人の鈴木正治さんは「お昼から気軽にうな丼やうな重などが食べられるように」とこの店を出した。
「川二郎」の方は、甥御さんに任せている。

味治@中野-店舗外観
お店の場所は、昭和新道の南端(中野駅寄り)。

味治@中野-暖簾
店先には大きな紫色の暖簾が下がっている。
その右の小窓から、ご主人が鰻を焼いているのが見える。

味治@中野-額
暖簾の横に額が掛けられています。
「美味しんぼ」に掲載された漫画の一部分が額に収められている。

味治@中野-店内
店内に入ると、手前にカウンター10席、奥にテーブル8席(4人掛け×2卓)
満席ではないが、賑わっている。

味治@中野-店内
奥に見えるのが、御主人の鈴木正治さん。
刈り上げた頭に、ねじり鉢巻き姿・・・粋だねェ。
カウンター席でも、目の前に人が立っていないので、落ち着く。

味治@中野-卓上
卓上には、醤油、タレ、山椒、七味が置かれている。

味治@中野-メニュー
メニューは、こんな感じ。
「鰻の燻製」は、“中野の逸品グランプリ2010年”で最優秀逸品賞にも選出。
人気メニュー。
串焼きは、迷ったら「一通り」をお願いすると良い。

味治@中野-メニュー
こちらは、お酒のメニュー。

味治@中野-お通し
お通しは、さつま揚げなどの煮物。
味が染みている。

味治@中野-鰻串焼き一通り
こちらは、「鰻串焼き一通り(1100円)」
左から、「えり焼き」「きも焼き」「八幡焼き」「短冊」

「えり焼」は、鰻の首の周りの肉を集めて串刺ししたもので、通常「かぶと焼」と言われているもの。
コリコリとした部分と柔らかい部分が混在し、その食感を楽しめる。
「きも焼」は、鰻の胃・腸・腎臓などの内臓を焼いたものです。
かすかな苦味とコリコリとしたとした小気味よい食感でオイC。
「八幡焼き」は、「八幡巻き」ではないので、ねぎまと言ったところか。
「短冊」は、身の部分を串刺しにしたもの。

味治@中野-うな丼
こちらは「うな丼(1200円)」
白焼きにしたものを蒸して、付け焼きにしている。
身は柔らかく、ふっくら。箸がすっと入る。
口の中に入れた瞬間、身がフワッとする。
芳ばしい香りが鼻腔をすり抜け、鰻の甘みが口の中に広がる。
タレは市販品のようなベタベタして甘ったるいものではなく、キリッとしていてグー。

味治@中野-お吸い物
うな重だと肝吸いだが、こちらはお吸い物。

スーパーなどで売っているものとは、雲泥の差。
いやー美味しかった。
ご馳走さま。

鰻 味治(みはる)
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【住所】東京都中野区中野5-57-10
【電話】03-6677-1990
【定休日】日曜
【営業時間】12:00-14:00/17:00-21:00
【アクセス】JR中央線・総武線・東京メトロ東西線 中野駅 徒歩7分