「蔦@巣鴨」の実食レポート。

2012年1月16日創業。

閉店した名店「七重の味の店 めじろ(藤沢店・代々木店)」の店主・大西良明さんの次男・大西祐貴さんのお店。

蔦@巣鴨-店舗外観
JR巣鴨駅南口を出て、白山通りから2本目の路地に入って直ぐの場所にある。
打ちっぱなしのコンクリートの建物の一角にある純和風の外観。

蔦@巣鴨-店内
店内は、入って左側に券売機と冷水機が置かれている。
客席は、L字型カウンター9席。
板目調を基調とした和風の落ち着いた空間。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
今回は、期間限定の「煮干と煮干の煮干つけそば(800円)」+味玉(100円)。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
ドンブリの縁に、ホースラディッシュが添えられている。
麺の上には、味玉、チャーシュー、青ネギ、海苔、メンマ、乾燥梅などの具が載っている。
麺の下には、冷製煮干スープ。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
麺は、自家製の中細ストレート麺。
冷製の煮干スープに浸されていて、麺同士がくっつくのを防いでいる。
また後ほど、割りスープの代わりにもなる。

麺の長さは長めで、艶々としている。
ツルツルとすすり心地が良く、喉越しも抜群。

しなやかで、パツンとキレる歯切れの良さ。
噛むとコシがあり、噛みしめると小麦の甘みが出てきて美味しい。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
つけ汁は、熱々の温度。
表面には、煮干粉が浮いている。

凝縮された鶏の旨味と煮干の香り高さ、醤油の芳ばしさが何ともいえない。
サラリとしていながら上品で、深みのある味。

時折、乾燥梅の酸味が見え隠れし、爽やかさも演出。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
具のチャーシューは、肩ロース肉とバラ肉の2種類。
低温調理されたロースは、しっとりとした肉質でウマい。
焼き揚上げたバラ肉は、噛むとジューシー。
ホースラディッシュをつけて食せばさらに美味しい。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
メンマは味付けも良く、シャキシャキとした歯触り。

蔦@巣鴨-煮干と煮干の煮干つけそば
味玉は割ってみると、中からトロリとした黄身が登場。
味付も良く、黄身がトロリとしていてウマい。

他の具は、海苔と九条ネギ。

麺を食べ終えた後、冷製煮干スープを加えて飲む。
ああ、幸せ。

つけそばの復活を切に望む。

Japanese Soba Noodles蔦
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【住所】東京都豊島区巣鴨1-14-1
【電話】03-3943-1007
【定休日】月曜
【営業時間】
○11:30-14:30/18:00-20:00(火・水・金・土)
○11:30-14:30(木・日・祝)
【アクセス】
○JR山手線 巣鴨駅南口 徒歩1分
○都営三田線 巣鴨駅 徒歩1分