「三獣使@上井草」のレポート。
三獣(鶏・豚・牛)のスープを、曜日毎に使い分けるラーメン店。
店主は、イタリアン出身の高橋幸博さん。

月毎に入れ代わる「気まぐれ油そば」を食べに訪問。

三獣使@上井草-チーズ油そば
今回は、「チーズ油そば(800円)」。

解説を抜粋すると。
「チェダーとロマーノのクリームチーズをタレに使い、具にはパルメザンの粉チーズと、モッツアレラとゴーダのとろけるチーズ(炙ります)を使う3タイプのチーズ(種類は5種)のこってりチーズ味の油そばです」。

三獣使@上井草-チーズ油そば
彩りとして、バジルの葉っぱやミニトマトが載っていたら、イタリアンと言う感じで綺麗かも。
見た目は地味だが、味の方は・・・、抜群!

三獣使@上井草-チーズ油そば
まずは、全体をマゼマゼしてから、麺を引き出す。

麺は、「三河屋製麺」製の平打ちの中太ストレート麺。

ズルッ、ズズズッと音を立てて麺をすする。
外国では、音を立てたら下品に思われると言われるが、そんなことはない。
昔、ノルウェーに行った時、地元の爺さん婆さんが、スープを飲む時に、ズズズッと音を立てていた。

まあ、チーズが絡まっていて、すするという感じではない。
ワッシワッシと麺を頬張る感じ。
噛むと弾力性があり、噛みしめるとグニュっと潰れる感じ。

三獣使@上井草-チーズ油そば
味のベースは、通常の油そばのタレと植物油を使い、それにクリームチーズとラー油が加えられている。
麺を頬張れば、ネットリとしたチーズの粘りが口の中を席捲し、同時に濃厚な味が口の中に広がる。
時折、ピリッとしたブラックペッパーの刺激が、アクセントになっている。

具は刻んだチャーシューがたっぷり入っている。
柔らかくてジューシー。
食べ応えがある。

三獣使@上井草-チーズ油そば
メンマは極太で、シャクシャクとした食感。

三獣使@上井草-チーズ油そば
ネギは、コッテリとした味を和らげる役割を担っている。

「珍々亭@武蔵境」「宝華@東小金井」「ぶぶか@吉祥寺」などの古典的な油そばも良いが、ここの油そばを食せば、「目から鱗」といった印象をもつ人も多いに違いない。

らーめん三獣使
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【住所】東京都練馬区下石神井4-12-10
【電話】03-6915-9130
【定休日】月曜
【営業時間】
 ○12:00-14:00/18:00-23:00(平日)
 ○12:00-14:00/18:00-21:00(日曜・祝日)
【アクセス】西武新宿線 上井草駅 徒歩3分