「霄蕎庵(しょうきょうあん)@都立家政」の5回目のレポート。
都立家政駅と鷺ノ宮駅の中間辺りの新青梅街道沿いにある日本蕎麦屋。

1926年(昭和元年)4月創業。
当初の屋号は、「浅野屋」。
2014年(平成25年)4月18日、リニューアルオープン。
屋号を「霄蕎庵」とする。
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今回は、「カツ丼セット/1100円(税込)」。
前回のレポートはコチラ→「霄蕎庵@都立家政 (4) 」。
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都立家政駅北口を出て、商店街を北へ直進。
新青梅街道に出たら信号を渡り、左(鷺ノ宮方面)へ進む。
京町家(町屋)の雰囲気を醸し出すファサード(建築物の正面)。
藍色の懸垂幕、女郎花色の暖簾、格子戸、竹の垣根の「犬矢来 (いぬやらい) 」、窓の簾(すだれ)、格子戸等和の趣ある演出。
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店内は、木目調のテーブルや椅子でまとめた落ち着いた雰囲気。
総席数26席。
(8人掛け×1卓、4人掛け×3卓、2人掛け×3卓)。
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現在、3代目の伊藤隆志さんを中心として、2代目も厨房に立つ。
3代目は「志ま平@牛込神楽坂」に出向し、学んだこともある。
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「カツ丼セット」。
セットものなので、カツ丼の丼鉢は小ぶり。
ニンジンのサラダや漬物、お吸い物が付いている。
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とんかつは、三つに切り分けられている。
肉がとても柔らかい。
トロトロの玉子としんなりとした玉ねぎが美味しい。
甘めの汁がご飯に染み渡り、ガツガツと掻き込むようにして食べる。
ウマッ!
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付け合せのニンジンは、サウザンドアイランドドレッシングで和えられている。
浅漬けは、瑞々しくシャリシャリとした歯触りで、良い箸休め。
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汁気のない冷たい蕎麦なので、お吸い物が付くのは嬉しい。
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繊細な細切りで、更科に近い色合い。
手打ち感があって、スルスルシコシコで美味しい。
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汁は辛くはなく、薄めで上品。
出汁とカエシのバランスは取れている。
つゆはややうすめだが、出汁とかえしのバランスは取れている。
蕎麦の旨みをそっと引き立てる。
本わさびも鼻に抜ける感じが心地よい。
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頃合をみて出された蕎麦湯。
濃度は中間の濃さ。
単独でのみ、汁に入れてまた飲む。
あぁ、至福の時。
ヾ(*´∀`*)ノ マタネ!

霄蕎庵(しょうきょうあん)
【住所・地図】 東京都練馬区中村南2-15-4
【電話】03-3999-3717
【定休日】木曜日+第2・3水曜日
【営業時間】
*11:30-15:00/17:30-20:30(L.O.20:00)・・・日~水
*17:30-21:30(L.O.21:00)・・・金・土
【アクセス】西武新宿線 都立家政駅北口 徒歩7分